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世界の感染状況
新型コロナウイルス

新型コロナウイルスによる世界の新規感染数は、1日あたり11万~12万人のペースで増えている。ブラジルは1日3万人前後の増加が続き、アジアではインドの感染者数が1日1万人に迫る。チャートで感染状況を見る。

感染者の多い国

国別の
累計感染者数の増加ペース

    100人を超えてからの日数

    国別の累積感染者の増加ペースを見てみる。横軸は累計感染者が100人を超えてからの日数を、縦軸は累計感染者数を示す。縦軸は100、1000、10000と数が10倍ずつ増える対数目盛りにした。傾きが増加のペースで、垂直になるほど増加は速く、水平に近づくほど遅い。イタリア、米国はペースが落ちるなか、ブラジルとロシアで拡大が続いている。

    国別の
    累計死者数の増加ペース

      10人を超えてからの日数

      国別の累積死者の増加ペースはどうなっているか。横軸は累計死者が10人を超えてからの日数を、縦軸は累計死者を示す。縦軸は10、100、1000と10倍ずつ増える対数目盛りにした。死者が10人を超えてから1000倍の1万人に到達するまでの日数は英国(32日目)、米国(32日目)、イタリア(33日目)だった。ブラジルは50日目に1万人に達した。

      国別の
      新規感染者数

        万人


        1日あたりに確認される感染者数を国別に見てみる。インドは増え続けており1万人に迫る。米国は2万人前後、ロシアは8000~9000人程度で推移している。目下、ブラジルが世界最多で3万人を超える日もある。

        国別の
        新規死者数

          1日あたりに確認される死者数を見てみる。ブラジルは5月19日に初めて1000人を上回った。米国は減少傾向で、1000人を下回る日もある。インドは200人台が続いている。中国は死者数を訂正した4月17日が突出している。

          国別の
          累計感染者数


            国別の累計感染者の数をヒートマップで見てみる。赤色が濃いほど人数が多いことを示している。世界最多は米国で、ほかの国と比べて色が変わるスピードが速く、6月1日には累計感染者が180万人に達した。ブラジルは6月4日に60万人を超えた。

            国別の
            累計死者数


              国別の累計死者の数をヒートマップで見ると、米国やイタリアで赤色が濃く、多いことを表す。ブラジルは6月2日に3万人を超えた。世界最多の米国は5月27日に10万人台になった。ロシアは5000人台で、欧米には「過小報告」との見方がある。日本は4月22日に韓国を上回った。

              国別の
              感染している人※累計感染者 ー (回復者 + 死者)の数

                万人

                感染している人の数を国別に見てみる。感染している人は、累計感染者から回復者と死者を引いた人数。世界最多の米国は5月22日に前日から3万人減って115万人となった。しかし、23日からは再び増加傾向にある。ブラジルは6月2日に30万人を超えた。

                国別の
                致死率

                %

                致死率は、感染者のうち亡くなった人の割合を指す。感染者の急増で医療現場が対応できず、死者が出るケースが目立つ。6月2日時点で見ると、日本は5%超とドイツを上回っている。感染者、死者ともに急増しているブラジルは中国に並んだ。各国の検査方針で感染者数も左右されるため、致死率が実態を完全に表しているわけではない。

                国別の
                人口10万人あたり感染者数

                6月2日時点の人口10万人あたりの感染者数を見ると、米国、スペインが500人台。感染拡大が続くブラジル、ロシアがフランスを超えている。日本は13人で中国の2倍にあたる水準だが、韓国よりは低い。

                アジア

                アジアの
                累計感染者数の増加ペース

                  100人を超えてからの日数

                  アジアの感染者はどのようなペースで増えているのか。横軸は累計感染者が100人を超えてからの日数を、縦軸は累計感染者数を示す。縦軸は10倍ずつ増える対数目盛りにした。傾きが増加のペースを表す。中国は武漢閉鎖前の1月19日に100人を超え、14日目に100倍の1万人を超えた。インドは31日目で1万人に、66日目で10万人に到達。足元でも約2週間で倍増するペースを保つ。シンガポールは1000人の到達日数は日本より4日遅かったが、その後に増加ペースを速め、69日目で2万人を上回った。台湾とベトナムは早くから傾きが水平に近くなった。

                  アジアの
                  累計死者数の増加ペース

                    10人を超えてからの日数

                    アジアの累計死者の増加ペースを国別に見てみる。横軸は累計死者が10人を超えてからの日数を、縦軸は累計死者数を示す。縦軸は数が10倍ずつ増える対数目盛りにした。傾きが増加のペースを表す。中国で急速に死者が増えた様子が見える。インドは100倍の1000人に到達する日数は中国よりも2週間余り遅かったが、その後の増加ペースは速く、57日目で中国を上回った。シンガポールは感染者数が拡大する一方、死者の増加ペースは遅い。日本も増加ペースが鈍り、水平に近くなった。

                    アジアの
                    新規感染者数

                      1日あたりに確認される新規感染者の数をヒートマップで見てみる。赤色が濃いほど人数が多いことを示す。伸びが著しいのはインド。5月31日以降は8000人を超え、足元では1日1万人に迫る。隣国のパキスタンも増加傾向で連日4000人前後が確認されている。途上国では感染者をきちんと把握できているのか懸念もある。

                      アジアの
                      新規死者数

                        1日あたりに確認された新規死者の数をヒートマップで見てみる。インドやパキスタン、バングラデシュ、インドネシアで死者が比較的多く出ている。中でもインドは6月5日、同国で最多となる273人の死者が確認された。シンガポールなど一部を除いて医療体制が整っていない国が多く、対策が追いつかずに亡くなってしまうリスクもある。

                        世界全体

                        世界全体の
                        新規感染者数

                        • アジア
                        • ヨーロッパ
                        • 北米
                        • 中南米
                        • その他

                        万人

                        1日あたりに確認された感染者数を見てみる。6月4日に約12万9000人が確認され、過去最多を更新した。5日は11万8000人だった。4月上旬に欧州や北米の感染爆発がピークを迎えて緩やかな減少傾向にあったが、5月に入ると中南米やアジアで感染が広がった。新興国の感染拡大が先進国を上回っている状態で、医療体制が十分に整っていない地域での感染者増加に警戒感が強まってる。

                        世界全体の
                        新規死者数

                        • アジア
                        • ヨーロッパ
                        • 北米
                        • 中南米
                        • その他

                        1日あたりの死者数を見てみる。世界全体では4月上旬にピークを越え、5月19日には2000人台まで減ったが、足元では3000~4000人台で推移している。ブラジルなど南米を含むその他の地域の死者が増え、内訳は先進国から新興国へ少しずつ変化している。5月5日、26日は米国やスペイン当局の数値修正のためデータが不整合になっており、欠損している。

                        世界全体の
                        累計感染者数

                        • アジア
                        • ヨーロッパ
                        • 北米
                        • 中南米
                        • その他

                        万人

                        WHOの集計によると、世界全体の累計感染者は6月5日時点で約653万人。地域別では欧州が204万人で最多となっている。6月2日には中南米も100万人を超えた。感染拡大の中心地がアジアや南米に移り、欧州・北米地域の割合が少しずつ低くなっている。

                        世界全体の
                        感染者、回復者、死者の数

                        • 回復した人
                        • 死者
                        • 感染している人

                        万人

                        ジョンズ・ホプキンス大学のデータをベースに、感染している人、回復した人、死者の数を見てみる。感染している人は、累計感染者数から回復者と死者の人数を引いて計算した。感染者はまず中国で増え、2月中旬にいったんピークを迎えた。3月からは欧米で拡大。5月に入ると、中南米やアジアなどの新興国にまで広がった。感染の広がりに回復者の増加が追いつかず、患者数が増え続けている。