チャートで見る
世界の感染状況
新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの世界での感染はどうなっているのか。感染者の増加ペースはブラジルの勢いが目立つ。感染状況をチャートで見る。

2020/5/25 11:50 最終更新

感染者の多い国

国別の
累計感染者数の増加ペース

    100人を超えてからの日数

    国別の累積感染者の増加ペースを見てみる。横軸は累計感染者が100人を超えてからの日数を、縦軸は累計感染者数を示す。縦軸は100、1000、10000と数が10倍ずつ増える対数目盛りにした。傾きが増加のペースで、垂直になるほど増加は速く、水平に近づくほど遅い。イタリア、米国はペースが落ちるなか、ブラジルとロシアで拡大が続いている。ブラジルは10日前後で2倍に増えるペースが続いている。

    国別の
    累計死者数の増加ペース

      10人を超えてからの日数

      国別の累積死者の増加ペースはどうなっているか。横軸は累計死者が10人を超えてからの日数を、縦軸は累計死者を示す。縦軸は10、100、1000と10倍ずつ増える対数目盛りにした。死者が10人を超えてから1000倍の1万人に到達するまでの日数は英国(32日目)、米国(32日目)、イタリア(33日目)だった。ブラジルは52日目に1万人に達した。

      国別の
      新規感染者数

        万人


        1日あたりに確認される感染者数を国別に見てみる。足元ではブラジルが増加傾向で、5月24日は2万人を上回った。米国は2万人前後が続いている。4月上旬にピークアウトしたイタリアは11日連続で1000人を下回った。

        国別の
        新規死者数

          1日あたりに確認される死者数を見てみる。ブラジルは5月21日に初めて1000人を上回り、24日も1000人台だった。イランでは感染者の増加に第2波の懸念もあるが、死者数には目立った増加が見られない。中国は死者数を訂正した4月17日が突出している。

          国別の
          累計感染者数


            国別の累計感染者の数をヒートマップで見てみる。赤色が濃いほど人数が多いことを示している。世界最多は米国で、ほかの国と比べて色が変わるスピードが速く、4月28日には累計感染者が100万人、5月22日に160万人に達した。ロシアは20日に30万人を超えた。ブラジルも23日に30万人を上回った。

            国別の
            累計死者数


              国別の累計死者の数をヒートマップで見ると、米国やイタリアで赤色が濃く、多いことを表す。米国は4月4日に1万人を上回り、足元では9万人超が亡くなっている。イタリアは5月9日に3万人を超えた。ブラジルは23日に2万人を超えた。日本は4月22日に韓国を上回った。

              国別の
              感染している人※累計感染者 ー (回復者 + 死者)の数

                万人

                感染している人の数を国別に見てみる。感染している人は、累計感染者から回復者と死者を引いた人数。世界最多の米国は5月22日に前日から3万人減って115万人となった。感染が本格化した3月以降で感染している人が減少したのは初めて。23日からは微増の傾向にある。イタリアは4月20日をピークに減少傾向が続く。中国は5月12日に100人を下回った。

                国別の
                致死率

                %

                致死率は、感染者のうち亡くなった人の割合を指す。感染者の急増で医療現場が対応できず、死者が出るケースが目立つ。5月21日時点で見ると、日本がドイツを上回った。ドイツは検査が多いため感染者数が増え、致死率が低くなっているとの見方もある。各国の検査方針で感染者数も左右されるため、致死率が実態を完全に表しているわけではない。

                国別の
                人口10万人あたり感染者数

                5月21日時点の人口10万人あたりの感染者数はスペインで497人だった。感染者の拡大が続く米国は476人。ロシアは200人を超えてフランスに迫る。日本は13人で中国の2倍にあたる水準だが、韓国よりは低い。

                アジア

                アジアの
                累計感染者数の増加ペース

                  100人を超えてからの日数

                  アジアの感染者はどのようなペースで増えているのか。横軸は累計感染者が100人を超えてからの日数を、縦軸は累計感染者数を示す。縦軸は10倍ずつ増える対数目盛りにした。傾きが増加のペースを表す。中国は武漢閉鎖前の1月19日に100人を超え、14日目に100倍の1万人を超えた。インドは31日目で1万人に、66日目で10万人に到達。10日余りで倍増するペースだ。シンガポールは1000人の到達日数は日本より4日遅かったが、その後に増加ペースを速め、69日目で2万人を上回った。台湾とベトナムは早くから傾きが水平に近くなった。

                  アジアの
                  累計死者数の増加ペース

                    10人を超えてからの日数

                    アジアの累計死者の増加ペースを国別に見てみる。横軸は累計死者が10人を超えてからの日数を、縦軸は累計死者数を示す。縦軸は数が10倍ずつ増える対数目盛りにした。傾きが増加のペースを表す。中国で急速に死者が増えた様子が見える。インドも増加ペースが速い。シンガポールは感染者数が拡大する一方、死者の増加ペースは遅い。

                    アジアの
                    新規感染者数

                      1日あたりに確認される新規感染者の数をヒートマップで見てみる。赤色が濃いほど人数が多いことを示す。伸びが著しいのはインド。5月22日の感染者数は初めて6000人を超え、24日は6767人だった。隣国のパキスタンも足元は2000人前後の感染者が確認されており、 赤色が濃い。当初は感染抑止の「お手本」ともされたシンガポールは、移民労働者の居住施設で感染が広がった。途上国では感染者をきちんと把握できているのか懸念もある。

                      アジアの
                      新規死者数

                        1日あたりに確認された新規死者の数をヒートマップで見てみる。インドやパキスタン、インドネシアで死者が比較的多く出ている。インドでは12日連続で100人以上の死者が確認された。シンガポールなど一部を除いて医療体制が整っていない国が多く、対策が追いつかずに亡くなってしまうリスクもある。

                        世界全体

                        世界全体の
                        新規感染者数

                        • アジア
                        • ヨーロッパ
                        • 北米
                        • その他

                        万人

                        ジョンズ・ホプキンス大の集計から、1日あたりに確認された感染者数を見てみる。5月21、22は2日連続で10万人を超えた。南米などその他の地域で感染が勢いを増す。欧州は16日から2万人を下回る日が続く。4月上旬をピークに北米や欧州の感染増加が緩やかに減少する一方、入れ替わるようにアジアやその他の地域で感染拡大が続いている。WHOの集計では、新規感染者は新興国が先進国を上回っている。

                        世界全体の
                        新規死者数

                        • アジア
                        • ヨーロッパ
                        • 北米
                        • その他

                        1日あたりの死者数を見てみる。5月23日から2日連続で4000人を下回る。ただ、ブラジルなど南米を含むその他の地域の死者は増加している。世界全体では4月上旬をピークに減少傾向が見えるが、内訳は先進国から新興国へ少しずつ変化している。

                        世界全体の
                        累計感染者数

                        • アジア
                        • ヨーロッパ
                        • 北米
                        • その他

                        万人

                        ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界全体の累計感染者は5月24日時点で540万人。地域別では欧州が185万人で最多となっている。アジアは5月19日に50万人を超えた。欧州、北米以外の地域の割合が少しずつ増えている。

                        世界全体の
                        感染者、回復者、死者の数

                        • 回復した人
                        • 死者
                        • 感染している人

                        万人

                        感染している人、回復した人、死者の数を見てみる。感染している人は、累計感染者数から回復者と死者の人数を引いて計算した。まず中国で増え、2月中旬にいったんピークを迎えた。3月からは欧米で感染が拡大した。