よくわかるウィズコロナ時代変わる働き方 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が延長されました。新たな働き方の模索が続いています。仕事の現場がどうなるか、見ていきましょう。 01 進化するオンライン会議 会議室にみんなが集まって話し合うスタイルは今は昔。在宅で仕事をする人が増え、オンラインで人をつなぐビデオ会議がふつうになりました。使いやすいように技術も進化しつつあります。在宅勤務の着こなし術 伸縮素材スーツで快適に 自宅のWi-Fiが遅い 速くする方法は? 社内会議、あえてオンライン 席順なし・空気読まず 02 3密避ける通勤 ぎゅうぎゅうの満員電車は「3密」で感染のリスクがあります。リスクを避けようと、通勤を自転車や相乗り配車に変える人もいます。始発の時間繰り下げや終電の繰り上げの動きもあります。電動キックスケーター、「地域の足」に一歩 新型コロナで自転車通勤 賠償責任保険の加入急増 AIで効率配車、30都道府県で地域の足に 03 ジョブ型雇用って何だ 「ジョブ型雇用」って聞いたことがありますか? 社員がやるべき職務を会社がはっきり定めて成果にもとづいて処遇する制度です。時間にとらわれない働き方で、導入する動きが広がっています。商社、新卒に「一芸採用」 デジタル別枠やデザイン選考 ジョブ型「御三家」の知恵 企業が磨く変化対応力 「ジョブ型」時代、大学院で規範的判断力育てよ 04 広がるテレワーク オフィスではなく自宅などで働くテレワーク。通勤時間が減って生産性が高まると期待され、制度を見直す会社があります。一方、働く人の環境整備や不安解消が課題になっています。都市と地方のデュアルライフ 三菱地所、南房総にも自宅 「テレワーク足」ご用心 在宅で機能低下、痛みや不調 「テレワーク移住」拡大 東京圏人口伸び鈍る、21年調査 05 オフィスはいらない? 在宅勤務が広がると、会社に出てくる人が少なります。オフィス面積を減らしたり、郊外に散らばろうとする企業が出ています。好立地のビルを他社に貸すなど有効活用の手もあります。JR東日本、東京駅構内に応接室付きシェアオフィス シェアオフィスを本社に DeNAなど続々移転 三菱地所、オフィス家具を再利用 定額利用や販売