外国人依存度、
業種・都道府県ランキング
2019年4月1日に改正出入国管理法が施行され、日本で働く外国人の受け入れ枠が広がる。日本で働く外国人はどの都道府県でどんな仕事を担っているのか。総務省と厚生労働省が発表した最新の統計を使って、2018年の外国人依存度を出した。全国の外国人労働者の割合は「46人に1人」で、17年の「51人に1人」から外国人依存度が一段と高まった。東京都は「18人に1人」、食料品製造は「11人に1人」の割合で外国人が働く。
Topic 1
外国人依存度は?
全国
「112人に1人」2009年から「46人に1人」2018年へ
都道府県では…
1位は東京
「50人に1人」2009年から「18人に1人」2018年へ
業種別では…
1位は食料品製造
「33人に1人」2009年から「11人に1人」2018年へ
Topic 2
どの県、どの業種に
何人いるのか?(2015年)
1位は「広島県の漁業」6人に1人が外国人
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- 取材・制作
- 藤川衛、山内菜穂子、伊藤岳、加藤皓也、清水明
Topic1「外国人依存度がアップしたのは?」
厚生労働省「外国人雇用状況の届出状況」と総務省「労働力調査」を基に、リーマン・ショック後の2009年と最新データとなる2018年を比較した。外国人依存度は外国人労働者数と外国人を含む全就業者数を使って算出した。「労働力調査」は各年の平均、「産業、従業上の地位・雇用形態別就業者数」のうち就業者数(自営業主等も含まれる)を使用。「外国人雇用状況の届出状況」は毎年10月末現在。自営及び特別永住者は含まれない。
Topic2「どの県、どの業種に何人いるのか?」
最新データとなる2015年の総務省「国勢調査」で、外国人労働者数と全就業者数を使って算出した。Topic1とTopic2とも集計にあたって、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの加藤真研究員から協力を得た。