スクロールして各所の説明を見る
宮殿内で最も格調高い部屋とされ、床は宮殿内で唯一の板張り。首相や最高裁長官の親任式、新任外国大使の信任状捧呈式、勲章・文化勲章の親授式などが行われる。
広さ370平方メートル（約112坪）
儀式の説明へ
正面の壁面には中村岳陵作の「紅白梅」が掛けられている。上皇さまの在位中、2002年に来日した韓国の金大中大統領（当時）夫妻との会見などに使われた。
広さ152平方メートル（約46坪）
宮殿内で最も広く、国賓が来日した際の宮中晩さん会などに使われる。天皇陛下が即位を披露される「饗宴の儀」の会場の１つ。
広さ915平方メートル（約280坪）
部屋の中央壁面には、前田青邨作の「石橋」「白牡丹」「紅牡丹」が掛けられている。上皇さまは在位中、誕生日に当たっての記者会見に使われていた。
広さ245平方メートル（約74坪）
宮殿内では２番目に広い。天皇陛下が即位を披露し、皇后さまと共に祝福を受けられる「饗宴の儀」の会場の１つ。
広さ608平方メートル（約184坪）
天皇、皇后両陛下や皇族方が中央のベランダに立ち、毎年1月2日と天皇誕生日に一般参賀が行われる。即位直後の5月4日にも実施され、陛下がお言葉を述べられた。
写真は即位を祝う一般参賀で、集まった人たちに手を振る天皇、皇后両陛下と秋篠宮さま（5月4日、皇居）
壁面は竹模様散らしの裂地張りで、室内には福田平八郎作の「竹」が掛けられている。天皇、皇后両陛下は５月に国賓として来日したトランプ米大統領夫妻と会見された。
広さ182平方メートル（約55坪）
「即位の礼」の大舞台
宮殿内部を解説
政府は10月22日、天皇陛下が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」を皇居・宮殿で執り行った。普段は見ることができない宮殿内部を解説する。
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宮殿内で最も格調高い部屋とされ、床は宮殿内で唯一の板張り。首相や最高裁長官の親任式、新任外国大使の信任状捧呈式、勲章・文化勲章の親授式などが行われる。
広さ370平方メートル（約112坪）
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正面の壁面には中村岳陵作の「紅白梅」が掛けられている。上皇さまの在位中、2002年に来日した韓国の金大中大統領（当時）夫妻との会見などに使われた。
広さ152平方メートル（約46坪）
宮殿内で最も広く、国賓が来日した際の宮中晩さん会などに使われる。天皇陛下が即位を披露される「饗宴の儀」の会場の１つ。
広さ915平方メートル（約280坪）
部屋の中央壁面には、前田青邨作の「石橋」「白牡丹」「紅牡丹」が掛けられている。上皇さまは在位中、誕生日に当たっての記者会見に使われていた。
広さ245平方メートル（約74坪）
宮殿内では２番目に広い。天皇陛下が即位を披露し、皇后さまと共に祝福を受けられる「饗宴の儀」の会場の１つ。
広さ608平方メートル（約184坪）
天皇、皇后両陛下や皇族方が中央のベランダに立ち、毎年１月２日と天皇誕生日に一般参賀が行われる。即位直後の5月4日にも実施され、陛下がお言葉を述べられた。
写真は即位を祝う一般参賀で、集まった人たちに手を振る天皇、皇后両陛下と秋篠宮さま（5月4日、皇居）
壁面は竹模様散らしの裂地張りで、室内には福田平八郎作の「竹」が掛けられている。天皇、皇后両陛下は５月に国賓として来日したトランプ米大統領夫妻と会見された。
広さ182平方メートル（約55坪）
即位関連の行事日程
5月1日
新天皇の即位は午前0時。宮殿では皇位継承に関する儀式が続いた。
10:30
剣璽等承継の儀
会場
宮殿松の間
即位に伴い、天皇陛下が皇位のしるしの剣や璽（じ＝まがたま）などを受け継がれる儀式
1
天皇陛下が入室
2
侍従が剣や璽などを台の上に置く
3
天皇陛下が退室
侍従が剣や璽などを持ち退室
侍従が剣や璽などを持ち退室
11:10
即位後朝見の儀
会場
宮殿松の間
即位後初めて天皇陛下が国民の代表に会われる儀式
1
天皇、皇后両陛下が入室
2
陛下がお言葉
3
首相が国民代表としてあいさつ
4
両陛下が退室
10月22日
秋からは新天皇の即位を祝福する儀式が続く。国内外から賓客が招かれ、華やかな宴席も開かれた。
13:00
即位礼正殿の儀
会場
宮殿松の間
天皇陛下が即位を国内外に宣明される儀式。
1
天皇、皇后両陛下が入室
2
天皇陛下がお言葉
3
首相が挨拶し、万歳三唱
4
陛下が退室
5
皇后さまが退室
19:20
饗宴の儀
会場
宮殿豊明殿、春秋の間
天皇陛下が即位を披露し、祝福を受けられる宴席。外国元首や王族らが出席する。25、29、31日も含め計４回開かれる。
11月14、15日
新天皇の即位に際して執り行われる「大嘗祭」は宗教的性格があるため、政教分離の観点から、国事行為としてではなく、皇室行事として行われる。
大嘗宮の儀
会場
皇居東御苑
大嘗宮が造営され、天皇陛下が即位後初めて、国や国民の安寧や五穀豊穣（ほうじょう）を祈られる儀式。大嘗宮のうち、14日夕から夜にかけて悠紀殿（ゆきでん）で、15日未明に主基殿（すきでん）でそれぞれ儀式がある。
11月16、18日
大饗の儀
会場
宮殿豊明殿
大嘗宮の儀の後、天皇陛下が参列者を招いて開かれる宴席。
- 取材・制作
- 朝倉侑平、久能弘嗣、斎藤健二
