ボーナス支給額、V字回復した会社は?(日経調査)

日本経済新聞社がまとめた2017年冬のボーナス調査(12月1日時点)で、東海カーボンやミネベアミツミ、DMG森精機などの支給額がV字回復を果たした。業績の悪化で16年冬に支給額を減らしたものの、17年冬はその減額幅を上回る増額となった。

自動車タイヤなどの補強材に使うカーボンブラックが主力の東海カーボンは、中国の安価な製品に押され、一部工場の稼働率を半減させるなどの構造改革を実施。16年12月期は改革の影響で赤字転落し、16年冬のボーナスは15年冬比32.99%減と大きく落ち込んだ。だが17年は改革の効果が表れ、業績が改善。17年冬のボーナスは58.67%増と集計対象企業で首位となる増額幅でV字回復した。

自動車やロボットなどに使う小型ベアリングが好調なミネベアミツミも17年4~9月期決算で売上高、純利益ともに過去最高を更新し、17年冬のボーナスは16年冬比16.22%の大幅増につながった。16年冬は15年冬比2.79%の減額だった。DMG森精機は円高や海外子会社の事業整理の影響で16年12月期は最終赤字を計上。17年は円安のほか国内外で工作機械や加工機の需要拡大が後押しし、支給額を大台の100万円に乗せた。

取材・制作
太田順尚、櫻井豪、佐藤健、久能弘嗣

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