2023年ランキング 外国企業が投資しやすい米国都市 首位はヒューストン

日本経済新聞と英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、外国企業が投資しやすい米国の都市ランキングをまとめた。

税制といったビジネス環境、採用できる労働力、交通インフラ、家賃といった生活コストなどを調べた結果、首位はテキサス州のヒューストンとなった。

物価や税金の安さ、国際線の便数が多い空港、港湾へのアクセス、人種の多様性などが高評価を得た。

テキサス州からは、このほかにダラスとその周辺都市のプレイノ、アービングもトップ5にそれぞれランクインしたうえ、州都オースティンも7位に入った。

全米トップ10のうち半分をテキサス州の都市が席巻した格好だ。

調査は人口が中規模以上の全米約90都市が対象。2022年に第1回目を実施し、今回は2回目。評価の項目やデータの取得方法を変更するなどして精度を高めた。

各カテゴリーの でウエートを調整してランキングをカスタマイズ

データソース

「外国企業が投資しやすいランキング」は、米国勢調査、米経済分析局、米労働統計局、米連邦緊急事態管理庁、日経新聞・FTと州国際開発機関のアンケート調査、Applied Geographic Solutions, BroadbandNow, Commercial Edge, Economic Policy Institute, fDi Markets, GIS Planning, Niche, OAG, Sales Tax Clearinghouse, Tax Foundation, Zillowのデータを分析した。各カテゴリーのウエート付けは企業経営者や投資家などへの取材に基づき決定した。